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ナワラタナのお店「タルマニック」 店主のブログです。 スリランカや石の話、 今興味ある事への自分用備忘録としても綴ります。

2015年12月

九曜曼荼羅

昨日は二十四節気、
一年で夜が一番長い冬至でしたね。

今日は、こないだから自分の中でちょっと気になっていた
ナワラタナ→9つの天体→日本→九曜曼荼羅のさわりを
偶然、冬至とも重なる話だと知り
自分への備忘録として綴りたいと思います。


人の運命を司っている九曜星の供養をし、
一年間の幸福を祈り、災いを除く星祭が
昨日の冬至には日本各地で行われたことと思います。


星祭とは、人間の運命は天体の運行と深く結びついていると考えられ、
星を供養することにより、運勢を好転させようという信仰で、
星が最も長く天空にある冬至の日が、星供養あるいは星祭りに
もっともふさわしい日だと考えられました。

また、 星の運行は狂いないことから
交通安全、旅行安全、不変恒久、カリスマ性
にご利益があると言われています。

それから余談ですが、キリストの誕生日とされるクリスマスも、
冬至の行事が関係しているそうですよ。

この九曜星の考え方はインドから中国へ、
インド天文学やインド占星術が扱う9つの天体と
それらを神格化した神のことを仏の姿に当てて九曜曼荼羅として信仰し、
日本にも伝えられてきました。

ナワラタナで使用する宝石もこの同じ9つの惑星の配置を表します。

木火土金水の五惑星に太陽と月にを合わせたものが七曜。
九曜のうち七曜は実在する天体で、七曜にラーフとケートゥを合わせたものが九曜です。
ですが、ラーフとケートゥも古代インドでは実在する天体と考えらています。

太陽 スーリヤ (千手観音)

月 チャンドラ (勢至)

火星 マンガル (虚空蔵)

水星 ブダ (弥勒)

木星 ブリハスパティ (薬師)

金星 シュクラ (阿弥陀)

土星 シャニ (聖観音)

ドラゴン・ヘッド ラーフ (不動明王)
(月の昇交点)

ドラゴン・テイル ケートゥ (釈迦)
(月の降交点)




星や天体は狂いなく不変に宇宙を巡り、
その規則性に神を見出した古代の人たち。

宇宙の中心となれる壮大な力を感じ、
もっと宇宙とつながっている実感を得たいですね。



スリランカ直輸入・お守りジュエリー
9ストーン、ナワラタナの店「タルマニック」

 


宝石処方

何故、世界各国古代より人々は宝石・貴金属に惹かれるのでしょう。
きっとそれは権力の象徴としてだけではなく、
宝石に秘められたパワーを借りていたのでしょうね。

宝石からパワーを得ようとし、
歴史に名を残すようなたくさんの偉人も宝石を愛しました。

また、ヒーリング効果を持つものとして、
重要な役割も果たして来ました。
現在でも、宝石を使ったヒーリング効果が、
多くの人々を癒しています。


日本人や欧米人の中で、宝石は装飾品という意味合いで、
サイズや形・色・輝きなどを重要とし、
持ち主や取扱いするお店の方もエネルギーの事など考えた事がない人が
ほとんどなんじゃないかなぁ。と思います。

ですが、スリランカでは今でも宝石は自分を飾る物ではなく、
自分を守る物で、占星術の処方に基づいて着けている人がたくさんいます。

宝石は、地球のエネルギーだけでなく、
宇宙の星々から受けた数々の光のエネルギーを重ね持ち
ずっとエネルギーを放出し、そしてエネルギーの受け渡しをする物なのです。


スリランカ・インドには、宝石による開運もそうですが、
アーユルヴェーダー治療では、病気の処方に宝石や金属を使います。
多くは灰にしてお薬に使用します。
そして、そのお薬の処方には占星術も判断材料の一つとして
利用されることもあります。

興味深いですね。
宝石はただならぬパワーを宿しているもののようです。

こう聞くと「宝石を買うのは怖い」と思われるかもしれません。
スリランカ・インド占星術では宝石処方は目的地に着くまでの道案内とも言われます。
石はその方の意思に反応してその力を発揮します。

エネルギーの力を分かっている人が身に付ければ
宝石は怖いどころか人生をハッピーにするお手伝いをしてくれる
ラッキーアイテムになるのです。

ナワラタナは9つの石を身に着けて、
惑星からの悪影響を緩和し良い影響を強化するという方法です。


なんでもかんでも宝石を身につけるより、
自分に合った的確な宝石選ぶ事が出来るとも考えています。


そして、手に入れた後は、宝石を愛してあげてくださいね。
時たま、お風呂に入ったついででもいいので、石鹸をつけた柔らかい歯ブラシで
洗ってもらい、満月には宝石に月光欲をしてもらってリセット。

これだけで輝きもぜんぜん違います。
その輝きでパワーを感じれる方もいらっしゃると思いますよ。




サンフランシスコ講和会議の話

民族・宗教問題で26年続いていた内戦が2009年に終わり、
平和を取り戻したスリランカ。毎年毎年、目に見える発展を感じます。


2010年にはニューヨークタイムズ誌で

「今年訪れるべき国NO.1」

に選ばれ、2013年世界シェアNo1の旅行ガイド本ロンリープラネットでは

「2013年のもっとも旅行したい国No.1」

に選ばれました。

そんなこともあって、注目されつつあるスリランカ、
日本のテレビ番組でもちらほら紹介されていますよね。

スリランカという国を紹介する時に、良く取り上げられているので
御存知の方もたくさんいらっしゃると思いますが、私が初めてスリランカを知り
興味を持ったのもこの話抜きでは語れない。そう、サンフランシスコ講和会議のお話。

1951年サンフランシスコ講和会議で戦勝国の連合軍は、
日本に対して厳しい賠償と制裁措置を求めました。

当時ソ連が提案したものは、アメリカ、イギリス、中国、ソ連で日本を4分割統治する。
との案で、この提案が通っていたら、
私の愛する故郷大阪もアメリカ・中国の統治下になっていた可能性も!

その際、スリランカ代表のジャヤワルダナ氏がスピーチでブッダの言葉を引用し

「憎悪は憎悪によって止むことはなく、慈愛によって止む」

と、諸外国に訴え日本に対する賠償請求を放棄する演説を行って各国の賛同を得て、
日本が国際社会に復帰できる道筋を作ってくれました。

この話は、スリランカでは子供からお年寄りまでだれもが知っている超絶有名なお話です。

〝憎しみは憎しみによってではなく、愛によってのみ止む"

この時、なんて、なんて、なんて納得する言葉なんだ!と、私は大感動してしまいまして。

はっきり言って今までスリランカに対しなんの興味もなく、場所もはっきり知らなかったし、
「宗教?!かかわるまい」と思っていたのに、ブッダについてまでも知りたい欲が
出てきたきっかけであるのです。

ジャヤワルダナ元大統領は、1996年11月1日90歳でお亡くなりになりましたが
親日家でも知られ、
 「これからもスリランカと日本を見つめていたいから、
    片目をスリランカ人に、もう片方を日本人に提供して欲しい」

と遺言に残され、日本の女性に角膜を提供移植されました。

現在、コロンボ中心地にあるジャヤワルダナ元大統領の自宅の一部が
J.R.ジャヤワルダナ記念館となっており記念館には、
サンフランシスコ講和条約での原稿のほか、数々の遺品が展示されています。

スリランカ人は、親日家がとても多く、
電化製品、車、技術、発展、おしん、同じ仏教国、先進国、和、盆栽、日本人のイメージ、
日本のすべてが好印象なのですが、
決してそれだけでなく、 日本の悲惨な時代も、同じ仏教国として親日家だったのですよ。

ほら、スリランカが大好きになってきたでしょ?!w



友人と訪れたスリランカ仏教の最初の中心となった
古都アヌラーダプラ・イスルムニヤ精舎にて。



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宝石の宝庫スリランカ

スリランカはインドから南へ、涙粒の形をした北海道より一回り小さい
(北海道の約80%ほどの国土)島国です。

スリランカとは現地の言葉シンハラ語で「光り輝く島」という意味ですが、
まさに宝石の島としてぴったり。
古くから宝石が取れる事で有名ですし、
そんな意味も込められているのではないでしょうか。

スリランカには、ダイヤモンド・オパール・エメラルドは産出されませんが、
それ以外の全世界にあるほとんどの宝石が取れる国で、
宝石産出国の世界上位5位内にいつも入っています。


イギリスの1981年にチャールズ皇太子からダイアナ妃へ、
2010年ウィリアム王子からキャサリン妃へと贈られた
英国王室継承の18ctのブルーサファイアの婚約指輪が
スリランカ産と言う事も話題を集めましたが、
その事からもスリランカの宝石が品質の良い事と感じられますよね。


マルコ・ポーロの東方見聞録やアラビアンナイトの中にも
スリランカの宝石の素晴らしさを紹介していますし、
伝説のシバの女王もスリランカの宝石を持っていたといわれるほど、
2000年以上も前から宝石の産地として有名な国です。


宝石はスリランカの色々な場所で産出されますが、
コロンボから南東に約110Km、車で3時間ほどの距離にある
スリランカ中南部に位置するラトゥナプラ市「Ratnapura」は大部分の宝石が取れる事で
とくに有名です。ラトlゥナプラとは現地の言葉シンハラ語で「宝石の町」という意味です。

ラトゥナプラ周辺には採掘場がたくさんあり、
一般の観光客でも実際に宝石を採掘する現場を見学することができます。



スリランカ南西部にあるムーンストーン採掘所。






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宝石の国スリランカ在住、
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