tharumanic

ナワラタナのお店「タルマニック」 店主のブログです。 スリランカや石の話、 今興味ある事への自分用備忘録としても綴ります。

2016年10月

スリランカでヴィパッサナー瞑想10日間合宿に参加してきました②

スリランカ・インドに古代から伝わる

9つの宝石で作られるお守り「ナワラタナ」のお店

Tharumanic、店主カオリです。

お越しいただきありがとうございます。




 
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丘の一番上には瞑想ホール

~ヴィパッサナー瞑想10日間合宿、1日~3日アーナパーナ瞑想編~

朝は、4時にスタッフが各宿坊の前をベルを鳴らしながら歩いてくれ、
それを合図に起床。

沈黙を守ることはもう始まっており、
誰とも話すことも、目を合わすこともない10日間の始まり。

さっと準備をして、真っ暗な敷地内の坂道を登り瞑想ホールへ向かう。

最初の三日間はアーナパーナ瞑想を指導され、
4日目からヴィパッサナー瞑想修行を行う。

合宿体験で感じた事を誰かにシェアする事は良いが、
どのような瞑想方法かを誰かに伝えることは瞑想の指導者以外はすべきではない。

とされている。少しだけ方法をかいつまむと、
アーナパーナ瞑想は鼻からの呼吸にだけ意識を向け、
その空気の流れの感覚、温度、速さを感じ
ただただ呼吸を感じ集中力を高めるというもの。

ヴィッパーサナ瞑想は、体をスキャニングしていき、未来でも過去でもない今を感じ、
アニッチャー(無常)を感じていく。

初日午前中は、慣れない早起きすぎる早起きでか、
瞑想中も休憩中もとにかく眠くて眠くて、緊張感もなく睡魔との闘い。
午後からは呼吸と今に集中しようとするもすぐに意識はどこか過去へ未来へ。

他の経験者にもよく言われる通り、
私も例にもれず過去を振り返り思いめぐらせる。

長い長い瞑想の時間、自分史を振り返り。
走馬灯にしては遅すぎる、スライドショーのような、
長い間すっかり忘れてた色んな事が駆け巡る・・・。



合宿参加中、一人一人番号が割り振られ、
瞑想ホールでは座布団も番号順に並べられていて、
10日間いつも同じシートに座る。

瞑想中、私の左隣の人が、色んな思いが溢れてなのか
1日目2日目、シクシクよく泣いていて、
話す事も目を合わすことも禁じられているで、
気にかける事もできないけど、みんなそれぞれの人生にドラマがあって
日々色んな思いを胸に生きてるんですよね・・・。

かと思うと、瞑想ホールには山ほど座布団、色んな形のクッション、
座椅子が用意されていて、使いたい放題。

座椅子を置いて、笑点かwってほど座布団を重ね、
クッションで肘置きまで作り、王様シートで
爆睡しちゃってる女の子がいたり。

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瞑想ホール

アーナパーナ瞑想を続けていくと、段々と鼻から通る呼吸の温度はもちろん
鼻の穴の周りをどんなふうに空気が流れながら呼吸しているのかも感じてくる。

空気の流れが矢印の形をして、鼻の穴の周りを
するすると吸い込まれて入っていく、出ていくイメージ。と、いう風に。

少しずつ瞑想で感じる感覚が変わっていき、
より繊細な事に色々と気づくようになる。 


夜の講話では、毎日、今日瞑想中に感じた事が見抜かれたような内容。

瞑想に集中できなかったこと。
過去を思い出していたこと。
辛い事。

など、見透かされみんな同じ思いをしている。心配ない。
と諭される。

それから、体の中で無意識に動いているもの、
自分の意思でもコントロールできるのは呼吸だけ。

その呼吸は意識と無意識の架け橋になる。と。


そう、
体の中のほとんどの機能が無意識に動いていて、
自分の意思では自分の命をコントロールできない。
心臓の鼓動を止めたり、消化を止めたり、伸びる髪の毛も意識ではどうにもならない。

けど呼吸は、無意識で呼吸する事も、意識で呼吸する事もできる特別な体の機能。


無意識でも意識でも両方できるという点を生かし、
呼吸を意識で行なう訓練をする事で、無意識を意識する事ができるようになる。

意識とはエネルギーであり、無意識を意識できると言う事は生命力を高める。
それは安心感や精神の安定を得る事にも繋がる 。


瞑想や呼吸法を行い、呼吸を自在に操れるようになると、
身心は驚くほど変化していく。


目に見えない内的感覚をつかめると、身体の不調を引き起こす滞りが明確になってくるし、
 自分がどうしたいのか?どれがいる?どれは捨てる?それ本当に欲しかったの?
 
自分の心持ちも明確にしてくれ
本質的な自分に出会える。自分の気持ちをはっきり明確にしてくれる。

よくわからないこんがらがっていたものをシンプルにしてくれる。


が・・・
呼吸を意識し始めると、どれだけ自分が呼吸できていなかったのかがわかる。
中々時間がかかるようで少し訓練が必要のよう。

合宿を終えた今思うことは、
その訓練の最初のヒントを得るとっかかりにこの修行に来たんだと思う。

 

センターの生活の様子に話を戻して。

朝4時に起き、夜の講話、最後の瞑想が終わるのが21:00。
消灯が22:00なので毎日6時間睡眠。


瞑想する人は睡眠時間が短くなっていくと聞いていたし、
瞑想中、うとうとしちゃったりしたこともあったし、
ただ座っているだけだから疲れてないだろう。
と思っていたけど、
きっちり毎日眠くて、毎晩ぐっすり。


食事の事。
宗教色はないということだけど、僧侶と同じ生活を推奨してるようで、
食事は午前中のみ。

夕方のティータイムは、初参加者はクラッカー4枚~8枚、バナナ、紅茶。
二度目以上の参加者は、本当に僧侶と同じお茶のみ。


食事は完全ベジの各国郷土料理。
ここはもちろんスリランカ料理で毎日スリランカカリー。

でも、スリランカ料理に欠かせないモルディブフィッシュ(カツオ節)は、
入ってるでしょ~それ抜きでカレー作れないでしょ!
と、思っていたけど入ってなさそうで、完全ベジ。
にんにくは入ってたみたいなので、五葷は気にしてないようなメニュー。


ご飯は基本お代わり自由。
でも、スタッフが何人も食事がビュッフェスタイルになって置いてある
その前に立っていて、
腹八分目!
とか書かれたボードもあり、
沈黙も守られているので、静まりかえったダイニングホールで
なんかお代わりしにくい雰囲気w


最初の数日、夕方の空腹は結構つらくて、いつもはお砂糖を入れない紅茶にも
たーっぷりのお砂糖とミルク。
それでもひもじい思いw

みんなもきっと同じ思いなのか、
40人の女性専用ダイニングで用意されている
1Kg入ってるお砂糖が、一回のティータイムで空っぽ。

1Kg=1000g
1000g÷40人=25g

ティースプーン1杯=約5g
25g÷5=
!!!
単純計算だと一人ティースプーン5杯のお砂糖を入れてる!!
お代わりする人もいるから実際の1杯あたりのお砂糖の量は
もう少し少ないのかな。
でも、ヨーロピアン意識高い系?の人は白いお砂糖取らない人もいるし。
とにかくすごい量のお砂糖が毎日消費されていましたw 


毎日バナナを山盛り食べているドイツ人の大学生や
毎日カレーが耐え切れず、温野菜を特別メニューで出してもらってるアメリカ人。

リクエストすれば、出来る範囲で対応するから頑張ってね。
と、優しいスタッフ。

瞑想センターは、世界に170か所あり、すべてが寄付で賄われ
指導者やスタッフはボランティアにより運営されているそう。


合宿1日目~3日目までは、
もちろん、慣れない胡坐もつらいし、
話さない。笑わない。で表情筋がたるんでいくのを感じ、
その自分の顔を鏡で見るのが日々怖かったんだけど、

それよりも、一日中薄暗い瞑想ホールで瞑想してるせいもあるのか、
駆け巡る思考のせいなのか、
ぱーっと、明るい気持ちにならず、なんとなくどよんと暗い気持ちが続く。

始まるまでは合宿の辛さって、
長い時間同じ体制の胡坐や退屈からくる肉体的辛さが辛いのかと
思っていたけど、この重い気持ちでいる事が永遠に続きそうな気分が辛かった。

いよいよヴィパッサナー体験。
つづく・・・。

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 左の建物が講話を聴くホール

私が心打たれ感動した出来事や誰かとシェアしたい事が、

読んでくれているあなたの何かの気づきやヒントの種に

なってくれればとっても嬉しいことだな。と、思います。




生きとし生けるものが幸せでありますように。




スリランカのお守り「ナワラタナ」

ハンドメイドジュエリータルマニック


 

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スリランカでヴィパッサナー瞑想10日間合宿に参加してきました①

スリランカ・インドに古代から伝わる

9つの宝石で作られるお守り「ナワラタナ」のお店

Tharumanic、店主カオリです。

お越しいただきありがとうございます。





先日ついにヴィパッサナー瞑想法合宿、
十日間コースに参加してきました。

南インドアシュラムに3週間程滞在したのもあって、
そこで出来た友達や知り合う人たちから、
ヴィパッサナー瞑想合宿に参加した人の話を聞くことが多くなっていて、
遠い存在で、ちょっと引いた所から瞑想合宿の事を見ていた私も、
みんながムダ毛の永久脱毛の話かなんかみたいに、

「行ってきたよ~」

「うん、もう済ましたわ」

「行きたいとは思ってるんだけど・・」

って気軽なもののように言うもんだから、 
ずっと参加する勇気が今一つなかった私も、
最近は日々30分の瞑想はあっという間で
日々のルーティンワークとなった今なら行けるのかも。
でも~どうかな~。
参加したなら途中リタイヤ出来ればしたくないし。

なんて思いながらキャンディにある瞑想センターのホームページを
見ていたらキャンセル待ちが続く中、まだ空きがある日程を見つけ、
その日程まではまだ1か月以上あるし、何ならキャンセルできるから。
と、予約フォームをエイっ。と送ってしまったのです。

その夜、ふと月ごよみを見てみれば、その日はちょうど新月。

新月にふと思った決断は揺るがない。

そう、私このままキャンセルせず参加するんだな。
と、妙な納得と腹をくくる事ができ
本当に参加することに。

10日間とありますが、毎日10時間の瞑想を10日間。

コースが始まる前日午後に手続きをしチェックインと夜の瞑想と講話に出席。
10日間瞑想が終わった翌日の朝4時半から、
2時間の瞑想が終わり、朝食を頂いて7時頃に解散。

なので実は12日間の日数が必要。

1日10時間×10日間の瞑想参加にも気合と心構えがいるけど、
普通の生活から12日間の時間を取るのは、
かなりの気合とタイミングが必要ですよね。。。

それでも各地各国の瞑想センターで毎回参加者多いことに驚き。

実際、各センターホームページで案内されている
瞑想センターの日程別のスケジュール表では
各日程のコースが受付中かキャンセル待ちか
タイムリーに確認できるページがあるのですが、
直近のスケジュールはいつもキャンセル待ち。

合宿が始まる頃にはほぼ満員になっていて
それだけ瞑想をする人、学びたい人が世界中にいるんですね。

定員の数もこじんまりしたものではなく、
他のセンターはわからないけど、私が参加したキャンディにある
ダンマ・クタ瞑想センターは、1回の合宿で約80人参加(数えたw)

男女の比は半分半分。
3分の1ぐらいのが外国人で、後の参加者はスリランカ人。

外国人の20数人の中でアジア人3人の内、
中国人2人日本人私1人、
その他の外国人はアメリカ人、カナダ人、ヨーロピアン(イギリス・ドイツ人多め)

ヴィッパッサナーは宗教施設ではないので、ムスリムの外国人、
スリランカ人のシスターグループ、スリランカ人僧侶なども参加していて
国際色も背景も様々な人が集まっていました。

ヴィパッサナー瞑想とは、
「ものごとをありのままに見る」という意味で、
インドの最も古い瞑想法のひとつで、
2500年以上も昔、インドで人間すべてに共通する
病のための普遍的な治療法、
すなわち「生きる技」
として指導されてきた瞑想法。

センターでは、
10日間の合宿中に技法の基礎と基本の要点を指導してもらい、
その後、生涯をかけて自分自身で実践し身につけていく。

10日間の瞑想ってとてつもなく長いコースのようだけど、
瞑想の世界では最短のコースで、
その10日間集中し、心が静まり
心身の現象と深く向き合いましょう。

と、いうもの。

その10日間にはルールがあって、

誰とも話さない。
誰とも目を合わさない。
運動をしない。
外出もしない。
本など読み物をしない。
メモなど書くこともしない。
与えられた食事をとり、
瞑想に励む。

誰とも話しては行けない理由は、
瞑想体験や感じた事を日々参加者同士で話題になるだろうし、
そうする事は、先入観や個人差で違う感じ方をし不安を抱かないためだとか。

一日のスケジュール。
4:00 起床のベル
4:30~6:30(2h)瞑想
6:30~8:00 朝食・休憩
8:00~9:00(1h)瞑想
9:00~11:00(2h)瞑想
11:00~13:00 昼食・休憩
13:00~14:30 (1.5h)瞑想
14:30~15:30(1h)瞑想
15:30~17:00(1.5h)瞑想
17:00~18:00 ティータイム・休憩
18:00~19:00(1h)瞑想
19:00~20:30 講話
20:30~21:00(0.5h)瞑想

タイムスケジュールでは
瞑想時間は合計10時間半。

でも、瞑想と瞑想の間に数分トイレ休憩を挟むので
一日の瞑想時間は10時間ぐらいとなる。

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目立つ看板は無く、入り口には小さなゲートがあるだけ 

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スリランカでお寺に行くときや葬儀での服の色は白。


初日11:00~17:00の間にセンターにチェックインする。
そこでパスポートを掲示し、申込書を記入提出、
ここへ来たきっかけは?
などの質問の簡単な面接。
そして、貴重品とすべての電子機器、筆記用具、本などを受付へ預ける。



センターは山の頂上にあり、
センター内は、レセプションとオフィス・図書館の棟、
瞑想ホール、講話ホール、ダイニングホール、と4人~6人ずつの宿坊が10いくつか
山の斜面に点在して立ててあり、結構広い敷地。

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宿坊


10日間男性女性はっきり活動範囲が分けられる。

瞑想ホールは同じホールながらも真ん中で左右に分かれていて
入口も男性は右側から入り、女性は左側から入る。
 
男性、女性は部屋も食事をとる部屋も
通る道さえも分けられている。
 
例え、家族やカップルで参加していても、交流することは認められない。
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女性用の道


受付を済ますとその後、部屋へ案内される。
部屋割りはスタッフが割り振っていて、一応アジア人はアジア人。
ヨーロピアンはヨーロピアンで分けていたように思う。

私の部屋は、私の他に中国人の2人とスリランカ人の4人。
部屋は日本の病院の大部屋のようにベット周りがカーテンで閉めれるようになっていた。

初日の19:00までは、まだおしゃべりをしていいが、
それ以降、10日間沈黙を守ることになる。

明日から午後からは食事を取らないが、
初日は夕方にも食事が出た。

メニューは、スリランカでお正月や何かを始める日、
門出の日の縁起の良い食べ物として
頂くココナッツミルクでご飯を炊いた
「キリバットゥ」
そのメニューがスリランカらしいのと、いよいよ始まるんだ。とワクワク。

食事の後、ダイニングで色々と合宿中の決まり事を伝えられる。
 
沈黙が始まるとグループ瞑想中に順番にティーチャーと呼ばれるスタッフとの面談があり
その時以外はスタッフに話しかけることも禁じられる。

伝えたいこと困ったことがあれば、
ダイニングに用意されている紙に書いて、メッセージボックスに入れておくと
後ほどスタッフが対応してくれる。と、いう。

初日は慣らすかのように、特に方法に指導なく
18:00~19:00の1時間瞑想。
その後講話を聞き、各部屋へ解散。
 
明日からどんな自分に出会うのかドキドキしつつ
22時に就寝。


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つづく・・・。






私が心打たれ感動した出来事や誰かとシェアしたい事が、

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生きとし生けるものが幸せでありますように。


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